たりない大学生

なにもかもがたりてない。そんな大学生です。

たりない大学生#1内省がたりない

 4月9日夜、日本テレビ系列にて、日曜ドラマ『だが、情熱はある』の第一話が放送されました。本ドラマは同局のバラエティ番組である『たりないふたり-山里亮太若林正恭-』(以下、たりないふたり)と、それに出演する山里さんと若林さんが執筆した書籍が原作となっています。

 

 私はこのふたりの大がつくほどのファンです。『たりないふたり』はジョセフ・ジョースターのように次に何を言うかわかるくらいには何周も見ています。そして『完全版 社会人大学人見知り学部卒業見込』に関しては好きすぎて友達の誕生日プレゼントに送ったほどで、あまり興味のなかった友人からはお返しにひきつった笑顔を頂きました。

 オードリーのオールナイトニッポンを聞き始めた高校一年生、ちょうどその時期に『たりないふたり』の存在も知り、沼にはまっていったのです。バスの中で耳にイヤホンをつっこんで、オールナイトニッポンを聞きながら単語帳をぼんやりと眺める。英語力の向上ではなく、春日を毎朝感じていました。そして家に帰って勉強の合間に『たりないふたり』を視聴する高校生活でした。

 

 そんな高校生も気がつけば大学生になっているではありませんか。第一志望の受験に失敗したが浪人する覚悟もなかったこの人は、比較的安全に入ることができた大学に入学。まわりの友人は彼女やら留学やらで充実していっても、バイト三昧の私には何か特別なことが起きるわけもありません。何がやりたいかと言われても何も思い浮かばない。流されるがままの人間でした。山里さんのように面白くなるために語彙を増やす努力をしたり、若林さんのように自分を内省することも出来ません。

 社交性も、行動力も、求心力も何もかもたりない。反省ノートをつけようとしても続かない典型的な三日坊主。そのくせ、「やればできる」「おれは他とは違う」という根拠のない自信だけは持っている。やらないくせにプライドだけは高い化け物が気づいたら誕生していました。

 

しかし『だが、情熱はある』を見て、そんな自分を変えたいと思えました。このドラマがオンエアされた翌朝までにはブログを書き上げる。これを1クール続ければ何者かになれずとも何かが得られる。そう思いこのサイトのアカウントを作りました。

「また三日坊主になるかもしれない。」そんな不安を抱きつつ、『だが、情熱はある』のオンエアを楽しみに待っています。

 

文章構成力も、語彙力も、ユーモアもたりない筆者ですが、よろしくお願いします。

だが、情熱はある|日本テレビ